日霊神グラス
＊ネオジウム金赤のグラス＊
イメージは太陽の日輪、炎
素材にネオジウムを含むグラスを使う。
（ネオジウム）原子番号６０・原子記号Nd・希土類元素
ガラスに適量のネオジウム酸化物加えると
可視光の黄色系統の光を吸収し、
ほかの色は透過させるという性質を持つ。
ネオジウムを含んだガラスは太陽光に当てると
ピンク色に色が変わって見えるという特色がある。
太陽光に反応するグラスは太陽のエネルギーに共鳴して己の色を変えているとも言えます。
最初にイメージが出来た作品です。迷うことなく、グラスの形も色も決まりました。炎をどう表現するのか、平面ではない、グラス全体で燃え上がる様を表現しようと日夜考えていたら、頭の中が熱く熱くなってしまい、しばらく冷やさなければなりませんでした。
核の炎から側面に広がり燃え上がる躍動感を掴みたくて、その時公開していた「鬼滅の刃」の映画を観にいきました。大画面で燃え盛る炎を見続けて炎の躍動を感じさせていただきました。その上、よい気分転換になりました。そこから、自分が感じたイメージをデザインにして、平面デザインを立体に落とし込む作業を何度も繰り返します。
改心の出来の日霊神グラスが彫り上がった時、嬉しくて、協力してくれている友人達に真っ先に写真を送りました。
【非売品】