作品一覧

WORKS

水霊神グラス

*インディゴブルーのロックグラス*
中臣の寿詞の一部をアヒルクサ文字で線刻する
「皇御孫尊の御膳都水は 宇都志國の水を
天都水と成し立て奉むと申せ」
現世と常世の水を混ぜる。
二つの水をまぜた状態を片側だけに砂を当てて、
磨りガラス状にすることにより、
現世の水と常世の水を表現しました。


インディゴブルーのロックグラスにアヒルクサ文字で中臣寿詞を彫る。最初からイメージが決まっていたのですが、グラスにどの様な配置で文字を入れるか彫らない部分とのバランス、縦横の文字数、文字の大きさのバランス、実際に書いてみなければ、分かりません。その絶妙なバランスを見つけるまでなんどもアヒルクサ文字を書きました。

一文字一文字祝詞をあげながら、原稿をカットして彫ります。他の作品と違い、彫る時には、何も考えず祈りながら彫りますから彫り終わった時には、清々しく元気になります。

陰陽の境目に砂をかけていきます。クッキリしすぎても水の雰囲気はでません。注意深く砂を境目にかけていきます。

【非売品】

CATEGORIES

五霊神, 水霊神, 阿比留草文字