
日本語の一音一音には意味があります。
漢字が日本に入ってくる以前からある神代文字の
一種の阿比留草文字のシリーズです。
阿比留草文字の一文字一文字はその音の持つ意味、
エネルギーを体現しているのではないか、
彫るほどにそれは確信に近くなっています。

“祈りへと続く道”から
“織牡丹シリーズ”
が生まれました。
形には意味があります。
着物であれ器であれ、そこに表された図案の意味、
エネルギーをいただくのです。


2013年 商標登録(登録第5591894号)

花と葉という全く風合いの違うものをそれぞれ生かす彫り方は
ないかと試作を続け、生まれた彫り方です。
違いを違いとして活かし調和させる。
全体のバランスをとる難しさは日常の生活とも共通している。
そんなふうにも思えます。
